◆家に使われている素材
皆様、こんにちは(^-^)
住宅を扱う会社として、世界にある家って、どんな素材で出来ているんだろう?
と、今更ながら素朴な疑問が湧きました(・・?
世界の住宅で、伝統的に利用されている素材は、石・土・木、この三つの素材からできているものがほとんどですよね!
日本で圧倒的に多いのは『木』、つまり木造の家です。
日本は海外に比べ、樹木が豊富にあった事も一因ですが、石も土も、豊富にあるのに、なぜ『木』なのか。
それには理由がありました。
木の特性として、優れた機能である『調湿機能』があります。
もちろん、土にも調湿機能はありますが、構造上、土壁の窓は小さくなります。
窓が小さいと、光を取り入れるのが少し難しくなってしまいますよね。
その点、『木』は柱と梁を組み合わせて作るので、窓も大きくとれ、明るい環境を手に入れる事ができます。
窓が大きいと、風も入れる事ができるので、調湿機能にも、ひと役買ってくれるわけです(*^^)v
杉の柱一本で、600ml以上(ビールのジョッキ一杯程度)の水分を吸収する能力がありますが、
六畳間ですと、柱が六本程度使われる事になるので、かなりの量になりますね!
その能力を最大限に生かすコツは、、、
育った通りに、その木を使う事だそうです。
柱に使う場合は、木元を下にする。
梁に使う場合は、木の背を太陽が当たる上に向けるのが大原則。
『木』を継ぐ場合も同じで、木元と木末を合わせて継ぎます。
※植物の導管をつなげるように
そもそも樹木たちは、自分から場所を移動する事はなく、
樹木のほとんどは、芽を出した環境に合わせて育ちますので、
材木になったとしても、その特性は健在です。
お風呂場や台所には、湿地で育った『木』
リビングには日当たりの良い尾根の『木』が適しています。
【地元の木は、地元で使え】と、伝えられてきたのも、木の能力を生かし、最大限に住み心地の良い家を作る上で、
大切な知恵でもあるんだと、改めて気づかされました(*'▽')
これから家を建てようとお考えの皆様に、改めて、『木』の家の良さをお伝えしたいと思いました(^-^)
家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に
これからも、寄り添える工務店でありたいと考えております(^^♪
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