◎ひとつの部屋での暮らし方とは

秋の気配が感じられ、朝晩が、ようやく涼しい季節になってきましたね(^^)

地域によっては、肌寒いと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は、「衣替え」をいつしようかな...
なんて考えております(^^♪

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さて、日本の生活の中では『畳む』ものが沢山ありますよね。

それは、服に限らず

寝具・テーブル・座卓・和服・扇子・傘・風呂敷など、、、沢山あります。

畳む事の利点は、

・コンパクトになり
・運びやすく
・収納しやすい

この 『畳む』 という特徴をいかして、部屋を有効に使っているのが
日本人の特徴とも言えるそうです。

朝は布団を畳んで押し入れに収納し、
代わりに小さな机をだせば、寝室から食卓へ早変わりし、
机を少しグレードアップさせれば客間となります。

押入れ付の部屋ひとつで、充分に暮らせる昔からの知恵が日本人にはあります。

これに対し、西欧の家具は部屋の機能を固定してしまうので、
ベッドルーム、リビング、、、、
必然的に、部屋数が必要になってきますね。

部屋の機能を家具で固定するのと、
状況に応じて変化させるのと、
どちらが優れているのかは、考え方次第だと思います。

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大きな家で、部屋数がある家はもちろん良いのですが、
昔ながらの日本の家の使い方を見直して、
最大限に使える、部屋の使い方を考えるのも

家造りをする仕事に携わる、ひとつの楽しみとも言えます。


ワンルームひとつにしても、
折り畳む家具を使えば、決して狭い空間ではなく
生活をするにあたり、最大限に使える、心地良い空間を生み出してくれる事もあるのではないでしょうか。

日本人が考え出したスタイル、
『畳む』

小さな事にもきちんと意味があるのですね。


間取りを作る際には、今の暮らしから考えていく事も必要ですし、

将来的に必要になってくる物についても考える事が大切ですね。

今の暮らしの様子と、将来的な憧れや希望、快適に暮らせる家造りを
ぜひ私たちと一緒に考えていきましょう(^-^)

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